NIO、2026年モデルのES6・EC6・ET5・ET5ツーリングを4月2日に発表
NIOが4月2日、主力4車種の2026年モデルを一斉に発表する。対象はES6、EC6、ET5、ET5ツーリングの4モデルで、デザイン刷新と装備強化、スマートドライビング機能の改善が予告されている。
第2四半期開始わずか2日での投入
NIOは3月31日、2026年モデルの発表スケジュールを公式に告知した。発表イベントは4月2日の北京時間午後6時から開催される。
3月の決算説明会では「第2四半期中の発表」とされていたが、実際には四半期開始からわずか2日でのローンチとなった。2026年のNIOは、製品投入のペースを明らかに上げている。
「5566」ラインナップの刷新内容
NIO社内では、ET5・ET5ツーリング・ES6・EC6の4車種を「5566」と呼ぶ。創業者でCEOのウィリアム・リー(李斌)氏は2月のライブ配信で、この5566シリーズが2026年にフェイスリフトを受けると明かしていた。
具体的な変更点として、先進運転支援システムの作動を示すブルーのインジケーターライトが追加される。ES6とEC6には、オプションでゼログラビティ・ドライバーズシートも設定されるという。
詳細なスペックや価格の変更については、発表イベントまで明らかにされていない。
販売の主役交代と今後の製品攻勢
5566シリーズは30万元(約435万円)前後の価格帯で、ここ数年NIOの販売を支えてきたベストセラーだった。ところが2025年9月に投入された第3世代ES8がその座を奪う。バッテリー込み40万6,800元〜という高価格帯のフラッグシップSUVが販売の柱になったのは、業界関係者にとっても想定外の展開だった。
第3世代ES8は3月だけで約2万台を納車した計算になり、累計9万台の納車達成が今週中に見込まれている。7月初旬には5人乗りバージョンの追加も予定されている。
NIOの製品攻勢は5566の刷新にとどまらない。4月9日には新型フラッグシップSUV「ES9」のテクノロジー発表イベントが控え、5月に発売、6月1日から納車開始の予定だ。さらにサブブランド「ONVO(楽道)」の大型SUV「L80」も5月に発表される。
2026年はNIOの勝負年
4月だけでも5566の4車種刷新とES9の技術発表、2つの大型イベントが集中する。中国EV市場(関連: BYD・NIO・CATLの充電インフラ競争)での競争が激化するなか、NIOは上半期に少なくとも6つの新モデル・新バージョンを市場に送り込む構えだ。価格競争に頼らず、製品ラインナップの厚みで勝負するNIOの戦略が明確になってきた。