EV補助金シミュレーター 国+自治体の実質価格を30秒で
結論:BYDのEVに出る国のCEV補助金は全車種15万円。東京都在住なら都の補助40万円と税優遇約6.8万円も加わり、DOLPHIN Baseline(税込299.2万円)の実質負担は約237万円になる。
| 車種 | 車両価格 | 国のCEV補助金 |
|---|---|---|
| トヨタ bZ4X Z(FWD) | 550万円 | 130万円 |
| 日産 リーフ B5 S | 438.9万円 | 129万円 |
| BYD DOLPHIN Baseline | 299.2万円 | 15万円 |
| BYD SEAL RWD | 495万円 | 15万円 |
2026年度、BYDのEVに交付される国のCEV補助金は全車種一律15万円。東京都在住なら都の補助40万円と税優遇約6.8万円も加わり、DOLPHIN Baseline(税込299.2万円)の実質負担は約237万円まで下がる。太陽光発電があればさらに30万円上乗せされる。この計算を車種・都道府県・登録時期を選ぶだけで一度に済ませられる無料ツール「EV補助金シミュレーター」を、BLADE NOTEが公開した。
制作のきっかけは単純で、「結局いくらで買えるのか」に一発で答えるツールが日本のどこにもなかったからだ。国の補助額は次世代自動車振興センター(NeV)のPDFを型式で探す必要があり、自治体の上乗せは各県のサイトに散らばっている。税の減免まで足し合わせて考える人はほとんどいない。
東京都でBYDのEVを買う場合、DOLPHIN Baseline(税込299.2万円)の実質負担は約237万円。国15万円・都40万円・税優遇約6.8万円を差し引いた額だ。
| 車種 | 車両価格(税込) | 国 | 東京都 | 税優遇 | 実質価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| DOLPHIN Baseline | 2,992,000円 | 150,000円 | 400,000円 | 67,700円 | 2,374,300円 |
| DOLPHIN Long Range | 3,740,000円 | 150,000円 | 400,000円 | 67,700円 | 3,122,300円 |
| ATTO 3 EX RWD | 4,378,000円 | 150,000円 | 400,000円 | 67,700円 | 3,760,300円 |
| SEALION 7 RWD | 4,983,000円 | 150,000円 | 400,000円 | 67,700円 | 4,365,300円 |
※個人・2026年10月登録・太陽光等の加算なしでのシミュレーター計算例。税優遇は重量税免税とグリーン化特例の合計。太陽光発電(2kW以上)があれば都の補助は30万円増える。
シミュレーターでできること
入力は3ステップ。車(メーカー→車種→グレード)、住まいと登録予定月、使い方(自家用か事業用か)を選んで「計算する」を押すと、次の4つが同時に出る。
- 実質価格: 車両価格(税込)から国のCEV補助金、都道府県・市区町村の補助金、自動車重量税の免税とグリーン化特例の減税額を差し引いた金額。補助金は納車後の後払いなので、「購入時に必要な現金」と「後日戻る見込み額」を分けて表示する
- ガソリン車との比較: 燃料費・税金・メンテナンス費の年間差額から、価格差を何年で回収できるかを試算
- 保有義務: CEV補助金には原則4年の処分制限期間があり、途中で売却すると月割りの返納が生じる。「いつまで乗れば返納なしか」を登録予定月から逆算して表示
- 同価格帯比較: 価格が近い他社EVと補助金額・補助後価格を並べて確認できる
結果画面はすべてブラウザ内で計算しており、個人情報の入力は一切不要だ。
収録データは国の補助対象の全型式・グレードと、47都道府県の個人向け購入補助。データはNeVの銘柄別交付上限額と各自治体の公式ページを1件ずつ照合し、確認日と出典リンクを結果画面に明記している。受付終了や予算枯渇が判明した制度は計算から外す仕組みだ。いつ買うのが得かは、補助金の締切と値引きの時期で変わる。→ EV買い時2026(補助金締切と値引き)
国の補助はbZ4X130万、BYD15万円
データを整備していて手が止まったのは、数字の開きだ。同じ2026年度のCEV補助金でも、車種によって交付額は最大8.7倍違う。
| 車種 | 車両価格 | 国のCEV補助金 |
|---|---|---|
| トヨタ bZ4X Z |
550万円 | 130万円 |
| 日産 リーフ B5 S | 438.9万円 | 129万円 |
| BYD DOLPHIN Baseline | 299.2万円 | 15万円 |
| BYD SEAL RWD | 495万円 | 15万円 |
※車両価格は税込。補助額は令和7年度補正CEV補助金の令和8年4月1日以降登録分。EVの上限額は本補正で130万円に引き上げられている。リーフは2027年1月以降の登録で100万円になる。補助金を引いた実質価格で並べると、順位は車両価格の順とは入れ替わる。→ EV価格ランキング2026(補助金後の安い順)
リーフB5 Sは車両価格の約3割が補助される計算になる。この差は車の性能ではなく、メーカーの充電インフラ整備や国内体制などを点数化する「メーカー別評価」で決まる。299.2万円のDOLPHINより550万円のbZ4Xのほうが115万円多く補助される構図で、輸入EVの実質価格を大きく左右している。東京都の補助も同じ構造を持つ。都の補助は「基本20万円+給電機能10万円+メーカー別上乗せ」の合算で、2026年7月の登録分からこの上乗せ部分がトヨタ・日産・ホンダ車は60万円に増えた一方、BYD車は10万円に減った。冒頭の40万円はこの3つを合計したBYD車の現行額だ。軽EVはグレードと補助金の組み合わせで、実質価格の順位が入れ替わる。→ 軽EV一覧2026(補助金後の実質価格)
国の補助15万円を引くと、DOLPHIN Baselineは284.2万円になる。自治体の補助がある地域なら差はさらに縮む。格差込みでどの車が得なのかは、シミュレーターの「同価格帯比較」で一目で確認できる。車種選びの前提となるスペックはBYD全車種の価格・スペック比較にまとめている。
使ううえでの注意点
自治体の補助金は動きが速い。今回の調査でも、群馬県の補助金は予算上限に達して受付を終了しており、熊本市のEV枠は受付開始からわずか2日で埋まっていた。シミュレーターの結果画面には各制度の受付状況と確認日を表示しているが、申請前には必ず公式窓口で最新状況を確かめてほしい。
また、表示額は公開情報に基づく概算であり、交付を保証するものではない。国のCEV補助金は原則として初度登録日から1か月以内の申請が必要という、意外と知られていない期限もある。納車が遅れると期限を跨ぐケースもあるため、契約時に販売店へ確認しておくと安心だ。補助金以外の維持費や車種ごとの詳細はBYDカテゴリの各記事で扱っている。計算した実質価格を手元に、最寄りの正規ディーラーで見積もりを取ると比較しやすい。→ BYD正規ディーラー検索
お住まいの県でいくらになるかは、シミュレーター本体で今すぐ確認できる。計算結果はURLで共有できるので、家族との相談にも使いやすいはずだ。
よくある質問
シミュレーターの利用は無料ですか?
無料で、会員登録も不要。計算はすべてブラウザ内で行われ、入力内容がサーバーに送信されることはない。
BYD以外の車種にも対応していますか?
国のCEV補助金の対象となる全型式に対応している。トヨタ・日産・テスラなど全メーカーの型式・グレード単位で選択できる。
自治体の補助金はどこまで反映されていますか?
47都道府県の個人向け購入補助と、岡山市・福岡市・熊本市など一部市区町村の制度を収録している。市区町村は今後拡充予定で、未対応地域はその旨を表示する。
補助金の全体像はBYD補助金2026の完全ガイドに、実際の金額の試算はEV補助金シミュレーターにまとめています。
出典
- coolnet.tokyo(2026年10月の確認で追加)
- 令和7年度補正 CEV補助金のご案内(次世代自動車振興センター)
- 電気自動車等の普及促進事業(EV・PHEV車両)(クール・ネット東京)
更新履歴
- 2026年10月16日更新: 事実関係を一次情報で確認し、価格・数値などを最新の情報に訂正しました。




