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BYD AUTO 京都四条オープン——100店舗目標に挑むディーラー網の現在地

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BYD AUTO 京都四条オープン——100店舗目標に挑むディーラー網の現在地

京都府内初のBYD正規ディーラー「BYD AUTO 京都四条」が、2026年4月18日にオープンする。運営はオートバックスセブンの孫会社であるバックスeモビリティ。BYD Auto Japanが掲げてきた「全国100店舗」の目標に向けた出店の一つだ(販売店は2026年9月7日時点で77拠点(営業中59))。

京都初出店、オートバックス系列が担う販売の新しい形

新店舗の所在地は京都市右京区西院安塚町。四条通と葛野大路通が交わる「葛野大路四条」交差点の至近で、名神高速道路の京都南ICから車で約20分の位置にある。周辺に飲食店や商業施設が集まるエリアで、買い物ついでに立ち寄れる立地だ。

ショールームにはSEALION 7、SEALION 6、SEAL、ATTO 3、DOLPHINの全5モデルを展示予定。オープン初日の4月18日と翌19日には、今夏発売予定(2026年7月28日に発売)の軽EV「RACCO」を特別展示するオープニングフェアも開催する。

スタッフ体制にも力を入れている。BYD独自の研修プログラム「BYD Academy」を修了したサービス・スタッフを配置し、EVならではの整備ニーズに対応する。セールス担当もBYDの全ラインナップに精通した人材を常駐させる方針だ。

運営元のバックスeモビリティは、カー用品大手オートバックスセブンの孫会社にあたる。従来の輸入車ビジネスでは専業ディーラーが販売網を担うのが一般的だったが、BYDは整備やカスタマーサービスの基盤を持つ企業を積極的にパートナーとして取り込んでいる。出店スピードを確保しつつ、サービス品質は「BYD Academy」の研修で担保する——この二段構えが、短期間での全国展開を支えている。

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2023年の数拠点から78店舗へ——販売実績も拡大基調

BYD Auto Japanが日本で乗用車の販売を開始したのは2023年1月。当時の販売拠点はわずか数か所だった。そこから約3年半で、2026年9月7日時点で77拠点(営業中59、開業準備中18)まで拡大した。2024年後半から地方都市への展開が加速し、県庁所在地クラスの都市を中心に空白地域を埋めてきた。

今回の京都出店で、大阪・神戸に続き関西の主要3都市がカバーされた格好だ。京都市は2023年に「京都市地球温暖化対策計画」を改定し、ZEV(ゼロエミッション車)普及を推進しており、EVディーラーの進出先としても相性が良い。

店舗網の拡大は販売実績にも直結している。日本自動車輸入組合(JAIA)の統計によると、BYDの日本での販売台数は2023年の1,446台から2024年に2,223台へ、前年比54%増で伸びた。2025年は3,742台(同68%増)だった。

年 販売台数(JAIA登録実績) 前年比
2023年 1,446台 —
2024年 2,223台 +54%
2025年 3,742台 +68%

RACCOは2026年7月28日に214.5万円から発売され、BYDのラインナップで最も手頃なモデルとなった。国のCEV補助金(BYD車は15万円)を差し引くと実質199.5万円からになる。京都四条のオープニングフェアで実車を先行展示するのも、この価格帯への関心の高さを見越した判断だろう。

輸入EVブランドで突出した店舗網、次は地方中核都市が焦点

78店舗(2026年10月時点)という数字は、輸入EVブランドとしては突出した規模だ。テスラは日本で30拠点前後、ヒョンデは10拠点程度、ポールスターは数拠点での展開にとどまる。一方、トヨタの約5,000拠点、日産の約2,100拠点といった国産メーカーの販売網とは依然として桁が違う。

今後の焦点は、人口30万〜50万人規模の地方中核都市への出店ペースを維持できるかどうかだ。パートナー企業の確保、整備人材の育成、充電インフラとの連携といった課題は残る。京都出店で関西の主要都市を押さえたBYDの次の展開先として、中国・四国や東北が有力候補になる。2026年9月7日時点では77拠点で、2026年内に全国100店舗の大台に届くかどうかは、残る出店ペース次第だ。

出典

2026年10月24日: 販売店数を最新値(2026年9月7日時点で77拠点(営業中59))に、RACCOの発売日・価格・補助金額を確定値に訂正しました。BYD日本の販売台数を推計値からJAIAの実績値(2023年1,446台・2024年2,223台・2025年3,742台)に訂正しました。

2026年10月24日: 販売店数を最新値(BYD Auto Japan公式の店舗一覧で2026年10月24日時点78店舗、営業中60・開業準備中18)に更新しました。

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BLADE NOTE編集部

BYD・中国EVの価格・補助金・販売店の情報を、メーカー発表や官公庁資料などの一次情報をもとに日本語で整理しています。記事作成には AI を活用し、数値と事実関係は編集部が一次資料で確認しています(編集方針)。