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BYDシーライオン08 日本導入はいつ?価格・航続900km

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BYDシーライオン08 日本導入はいつ?価格・航続900km

結論:シーライオン08の日本導入は2026年10月時点で公式発表がない。中国では2026年9月2日に発売され、EVは23万9,900元から、CLTC航続は最長900km。

項目 EV PHEV(DM-i)
中国価格 23万9,900〜27万9,900元 22万9,900〜26万9,900元
航続距離(CLTC) 後輪駆動900km/四輪駆動800km EV走行 後輪駆動400km/四輪駆動350km
バッテリー容量 115.072kWh 55.843kWh
充電(BYD発表) 10→70%が5分 —
座席 2列5人乗り/3列6人乗り 2列5人乗り/3列6人乗り
日本導入 未発表 未発表

BYDの大型SUV「シーライオン08(Sealion 08)」は、2026年9月2日に中国で発売された。価格はEVが23万9,900〜27万9,900元、PHEV(DM-i)が22万9,900〜26万9,900元で、日本導入の公式発表はまだない。

4月の北京モーターショーで初公開されたOceanシリーズの最上位SUVで、「シーライオン8」とも表記される。第2世代ブレードバッテリーとフラッシュチャージを載せ、EVはCLTC基準で最長900kmを走る。

中国価格は23万9,900元から

項目 EV PHEV(DM-i)
中国価格 23万9,900〜27万9,900元 22万9,900〜26万9,900元
バッテリー容量 115.072kWh 55.843kWh
航続距離(CLTC) 後輪駆動900km/四輪駆動800km EV走行 後輪駆動400km/四輪駆動350km
充電 10→70%が5分、10→97%が9分(BYD発表)
ボディ 全長5,115mm/全幅1,999mm/全高1,800mm/ホイールベース3,030mm
座席 2列5人乗り、または3列6人乗り

4月の発表前は「CLTC航続1,000km超」と伝えられていたが、発売時の公表値は後輪駆動EVで900kmだった。CLTCは日本のWLTCより長めの数字が出るため、日本仕様が出る場合のWLTC値はこれより短くなる。PHEVはエンジンと合わせた総航続距離を最大1,650kmとしている。

以下は4月の初公開時点の解説で、発売時の数値と違う箇所は上の表を正とする。

10→70%の充電は約5分

シーライオン08最大のトピックは、第2世代ブレードバッテリー(Blade Battery 2.0)の採用だ。初代ブレードバッテリーはLFP(リン酸鉄リチウム)セルを刀片状に配置し、CTP(Cell to Pack)構造で体積効率を高めた設計が特徴だった。ATTO 3やDOLPHIN、SEALなど日本で販売中の全モデルにも搭載されている。

日本市場では、初代ブレードバッテリー搭載車の急速充電は最大受入れ出力が85〜150kW程度で、10〜80%充電に30〜40分かかるのが実態だ。第2世代では、フラッシュチャージ技術との組み合わせにより、約5分の充電で十分な走行分を確保できるとされる。BYDは発売時に、10%から70%まで5分、10%から97%まで9分で充電できると発表した。現行のBYD車が800Vアーキテクチャで10〜80%充電に18〜25分かかることを考えると、充電時間は大幅に短縮される。

発売されたEVの航続距離は、中国CLTC基準で後輪駆動900km、四輪駆動800km。CLTCはWLTCより長めに出る傾向がある。日本で販売中のSEAL(WLTC 640km、後輪駆動)やSEALION 7(同590km)と比べても長い。

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5m超の大型SUV——480kW超のパワートレインと先進の足回り

車体は全長5,115mm、全幅1,999mm、全高1,800mm、ホイールベース3,030mm。格納式ドアハンドルを採用し、ルーフにはLiDARを搭載する。デザインはBYDの「Ocean Aesthetics」を踏襲し、Oceanシリーズ共通のシグネチャーライティングを備える。

パワートレインはBEVに加え、DM-iプラグインハイブリッドも用意される。スパイショットでは車体両側に給油・充電ポートが確認されており、PHEV仕様の存在が裏付けられた。BEVのAWDモデルは最高出力480kW(約644馬力)超、0-100km/h加速5秒未満を実現する。

足回りでは後輪操舵(リアステアリング)が採用される。5m超の車体でも小回りが利く設計だ。さらに、高級ミニバンDenza D9と共通のDiSus-Aシステムを搭載。デュアルチャンバーエアサスペンションに路面プレビュー機能を組み合わせ、乗り心地と走行安定性を両立する。

価格帯・競合との比較で見えるポジション

BYDの既存ラインナップでは、SEALION 7が同社のSUVフラッグシップだったが、シーライオン08はそれを上回るポジションに位置づけられる。Oceanシリーズとしてはシーライオン07のDM-iが169,800元からだ。CarNewsChinaは発表前、シーライオン08を21万〜23万元前後と予想していたが、発売時の価格はEVが23万9,900元から、PHEVが22万9,900元からとなった。

項目 SEALION 7(日本仕様) シーライオン08(発表前の予想値)
全長 4,830mm 5,000mm超
ホイールベース 2,930mm 3,000mm超
シート 2列5人乗り 3列6〜7人乗り
バッテリー ブレードバッテリー(第1世代) ブレードバッテリー2.0
航続距離(BEV) 590km(WLTC・後輪駆動) 1,000km超(中国CLTC推定)
最高出力(AWD) 390kW 480kW超
後輪操舵 なし あり
エアサスペンション なし DiSus-A(デュアルチャンバー)

同価格帯の中国勢と比べると、Xpeng G9(100kWhバッテリー、CLTC航続702km、中国価格263,900元〜)は充電性能でXpeng独自の480kW超急速充電に対応するが、航続距離ではシーライオン08が上回る。NIO ES8(100kWh/150kWhバッテリー交換式、CLTC航続620〜900km、中国価格468,000元〜)は価格帯が一段上で、バッテリー交換という独自のアプローチを持つ。シーライオン08はこの2台と比較して、EVで23万9,900元からという価格にCLTC900km・10〜97%を9分で充電する性能を組み合わせ、コストパフォーマンスで差をつけようとしている。

日本導入は2026年10月時点で未発表

BYD Auto Japanは2023年の参入以来、ATTO 3、DOLPHIN、SEAL、SEALION 7と着実にラインナップを拡充してきた。2026年7月には軽EV「RACCO」も発売した。シーライオン08が日本導入されるかは現時点で未発表だが、3列シートの大型SUVは日本で一定の市場がある。トヨタ アルファード/ヴェルファイアが年間10万台規模で売れ続け、ランドクルーザー250やマツダCX-80も堅調だ。ミニバンからSUVへの乗り換え層を中心に、3列シート×500万円前後の選択肢を探しているユーザーは少なくない。

ただし、フラッシュチャージの性能を日本で発揮するには充電インフラとの適合が課題になる。日本の公共急速充電はCHAdeMO規格が主流で、普及している充電器の最大出力は90〜150kW級が中心だ。2025年以降、e-Mobility Powerが最大400kW対応のマルチ規格充電器の展開を進めているものの、設置数はまだ限定的である。SOC 0〜100%を9分で完了するには数百kW級の受電能力が必要と見られ、日本の充電環境がどこまで整うかが導入判断を左右することになる。

シーライオン08は昨年12月のBYD Ocean Dayイベントで初めて存在が明かされ、当初は2026年第1四半期の発売が見込まれていた。北京モーターショーでの初公開を経て、中国では2026年9月2日に発売された。2026年10月16日時点で、日本導入の公式発表は出ていない。日本導入の有無は、まず中国での販売動向と充電インフラの進展次第で判断されるだろう。

出典

更新履歴

  • 2026年10月16日更新: 2026年9月2日の中国発売を反映
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BLADE NOTE編集部

BYD・中国EVの価格・補助金・販売店の情報を、メーカー発表や官公庁資料などの一次情報をもとに日本語で整理しています。記事作成には AI を活用し、数値と事実関係は編集部が一次資料で確認しています(編集方針)。